※次の更新の予定を1月4日(月)から1月7日(木)に変更しました。詳細は(1)の下部にて。
(1)【POG前半戦の総括】
2020-2021年シーズンのPOGの前半戦が終了しました。半年間お疲れさまでした。
さて、いかがでしたでしょうか。私個人の感想としてはこのシーズンのPOG、ムッズ! という感じですね。
良血馬なのに指名した馬に限って苦戦を強いられることはPOGあるあるなんですが、今回は異例なくらい前評判が当てにならないシーズンだと感じています。大きな理由の一つとしてはやはり種牡馬の、ディープ、キンカメから、モーリス、ドゥラメンテ等々への移行期の真っ最中にぶち当たったことで多方面にわたって情報の取捨選択や判断が難しくなった、ということでしょう。このシーズンの難解さは、函館2歳S、新潟2歳S、札幌2歳S、小倉2歳Sといった序盤戦の肝である夏の2歳重賞1番人気全敗が端的に示しているように思います。
季節は進んで師走を迎え、阪神JF、朝日杯FS、ホープフルS(それと全日本2歳優駿)が施行されて2歳のGI馬が出揃ったけども、どうも三冠馬級のバケモノが出たようには今の所は思えない。
ということは、まだまだ我々の選んだ馬にもチャンスはじゅうぶん残っていると言えるのではあるまいか。
各人とも1頭は持っているまだデビューしていない馬には未知の魅力があってどんでん返しが期待できるし、デビュー済みの馬でもまさに若駒ですからどんどん成長して馬が変わってくる。ある時期を境に覚醒して好成績を弾き出す、なんてことも起こるものです。
年明けデビューで大活躍した馬というと、たとえば「音速の末脚が炸裂する!」で有名なフサイチコンコルド。96年正月に新馬勝ち、次走はすみれS(OP)を勝ち、直行して東京優駿(GI)を勝って3戦目にしてダービー制覇、もしもPOGで指名できていたら気分爽快となること間違いなしでしょう。稀ですがこういう事例もある、まだ勝負は終わっちゃいないということです。
たいていの指名馬は未だ勝ち上がるのに四苦八苦しているのが現状ですが、未勝利さえ脱すれば――後半戦は特別競走の1勝クラス(旧500万円以下)、OP、リステッド、重賞が前半戦よりも充実しているので――面白くなってきますよ、獲得できる本賞金額も多くなりますから。
それでは、指名馬たちの躍進を祈念して、2021年の5月最終週、ダービーまでの後半戦を駆け抜けましょう。
※特別競走に出走する指名馬が増えてくると思うので、後半戦からは月曜日の「更新情報」に先週の結果報告と共に『特別登録』の情報も載せます。
次の更新は、1月4日(月)の予定です(翌日が変則開催の金杯デーなので、もしかしたら更新日は変更するかもしれません)。
→※次の更新を1月7日(木)に変更します。通常は日曜の18時前後に特別登録の情報がJRA公式にも出るのですが、今現在(01/03 22:30)で1月5日の情報は確認できても1月9、10、11日のものが出てこないため。変更を告知したので、仮に1月4日の18時に情報が出たとしても1月7日(木)の更新時に記載します。急な変更で申し訳ありませんがご理解ください。
それと、前半戦終了に際して下記にてランキング等々を作成してみました。よろしかったらご覧ください。
良いお年を!
(2)【前半戦終了時におけるランキング】
2020-2021年シーズン前半戦終了時における
参加者獲得本賞金ランキング
1位 ★Mさん 指名馬獲得本賞金額:5490万円
2位 ★Sさん 指名馬獲得本賞金額:3174万円
3位 ★Nさん 指名馬獲得本賞金額:2346万円
2020-2021年シーズン前半戦終了時における
獲得本賞金額ランキングTOP5の指名馬+個人的な見解に依る短評
1位 3510万円
ヨーホーレイク(牡)厩舎:友道(栗) 父ディープインパクト 母クロウキャニオン(★Mさん指名)
3名の指名馬のうちの、いわゆるエース。今の所、唯一の2勝馬にして特別競走勝ち馬。ホープフルS(GI)では見応えありの3着、上がりは最速で春のクラシックの有力候補と相成った。次走もその後の本番も非常に楽しみ。
2位 990万円
ブルメンダール(牡)厩舎:国枝(美) 父モーリス 母ブルーメンブラット(★Sさん指名)
父母の現役時代の競走成績から鑑みるに、本格化は古馬になってからかと思いきや2歳でも意外と走った。春の目標は恐らくNHKマイルC、ブルーメンブラット産駒の星となれるか。
3位 897万円
レッドジェネシス(牡)厩舎:友道(栗) 父ディープインパクト 母リュズキラ(★Nさん、★Sさん指名)
父ディープインパクト、母父Storm Catという伝統的なニックス配合の馬でPOG戦線では人気が高い。苦戦の連続だったが勝ち上がりを決めて一応の格好はつけた。次走がまさに試金石。
4位 700万円
レゾンドゥスリール(牡)厩舎:須貝(栗) 父ハーツクライ 母ローブティサージュ(★Mさん指名)
奇しくも母がGIを勝ち取った舞台である阪神マイルで、新馬戦を快勝。次走はシンザン記念を予定との由、2戦目での重賞出走は陣営の期待と自信を物語っている。
5位 687万円
ヘネラルカレーラ(牝)厩舎:角田(栗) 父キズナ 母セレブラール(★Nさん指名)
新馬、未勝利戦で好走を繰り返して全体の5位をマーク、牝馬では1位の座にある。母セレブラール産駒は全馬が中央で勝ち上がっているので、この馬の未勝利脱出もそう遠くはないだろう。